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パラコーチワークショップ@日体大

最終更新: 6月12日





2月16日から2月21日までの6日間、日本体育大学にてパラコーチワークショップを開催しました。10カ国17名のコーチが参加し、クリス・ナン氏をファシリテーターに迎えました。


初日は、本学パラ陸上チームのプールトレーニングを見学しました。ほとんどのコーチにとってプールトレーニングを見るのは初めてということで、興味津々な様子でした。クリス氏は、水中トレーニングは陸上よりも抵抗力の面で優位性があると話し、リオパラリンピック銅メダリストの重本紗英選手も、プールトレーニングを取り入れてから自己ベスト記録を更新したという経験から、プールトレーニングの効果を語っていました。

その後、本学が受託している他のスポーツ庁委託事業NCDAが主催する女性コーチデベロッパーに関するシンポジウムに参加しました。本事業でもパラスポーツ界への女性参加向上に取り組んでいます。


2日目は、2018年7月の第1回ワークショップ以降、コーチたちが行ってきたことを共有しました。それぞれに制限時間を設けていましたが、発表するアクションが多く、時間内に収めることに苦労していました。セッション後の休憩時間にも参加者同士で話を続けていてる光景が見られ、国を越えた一つの大きな家族のような関係が築けています。


3日目は、NCDAとのコラボレーションセッションを行いました。

午前中は、ペアやグループに分かれて、自国のパラスポーツ発展における課題の共有やデベロッパーとの意見交換、午後の指導実践のためのメニュー作成をしました。

午後は、作成したメニューを基に選手役を相手に15分間の指導実践を実施しました。7月のワークショップと比較してみると、コーチたちの自信、指導、質問の仕方など、ポジティブな面で多くの変化を感じることができました。コーチたちの今後の成長が楽しみです。


4日目は、コーチに必要なスキルや知識の獲得を目指したセッションで、コーチが常に持っておくべき3つの重要な視点「WHY」「HOW」「WHAT」、1週間のトレーニング計画もそれぞれのコンテクストを考慮した上で、この3つの視点で構成されるべきであることを学びました。

午後からは、各NCDAデベロッパーがそれぞれの専門分野に基づいたセッションを設定し、興味のあるテーマに自由に参加できるスペシャリストワールドカフェが開催されました。


5日目は、前日のプロフェッショナル・ワールド・カフェで学んだことを共有から始まり、その後、国内の選手たちが目指すべき大会を明確にし(例:2020年東京大会を目指す選手なのか、2024年を目指す選手なのか)、選手の育成優先度を可視化するためのデプスチャートを作成しました。


最終日には、書道や織染めといった日本文化体験と終了証授与式を行って、ワークショップを締めくくりました。授与式には具志堅幸司学長がプレゼンターとして出席し、1984年のロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得した際のストーリーをお話されました。


今回のワークショップを振り返って、参加したコーチたちはNCDAデベロッパーを含めた多くの方との交流を通して、実りある時間過ごすことができました。彼らとのネットワークが、今後のコーチの継続的な成長に役立つことを願っています。

2020年の東京パラリンピックまで残り約1年半となりましたが、2020年の東京パラリンピックへの参加を確実なものにするためにも、コーチたちの活躍に期待したいと思います。




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